現在、国会審議中の労働者派遣法改正案、
本当に可決されるのでしょうか。
私は現在、派遣スタッフとして某企業で働いています。
今、3年目に入り、仕事にも慣れ、
社内の人間関係にも慣れ、
毎日、当たり前のように派遣先に出勤し、
仕事をしています。
ところが、今回の派遣法改正案の1つに、
3年経過したスタッフは、派遣元の正社員となるか、
もしくは、派遣先の正社員として受け入れてもらわなければ
ならないという法案があります。
私は、今のままで満足しているのです。
確かに、10年先、20年先を考えたら不安もありますが、
今、正社員で働いている人達だって、
10年先はどうなるかわからない時代ですよね。
そう考えると、何も派遣社員だけの行く末を案じて
いただかなくても良いと思うのです。
派遣社員の中には、派遣という働き方を自ら選択している方、
正社員になりたいのになれない方と居ますが、
一緒に働いてる仲間の話を聞いていると、
正社員になれないと言っている人の多くは、
中小企業では嫌だとか、福利厚生が充実していないと嫌だとか、
そんな企業選びをしているために、
正社員になれない方がいると思います。
働きたい環境の会社を選んだ結果、
派遣社員という雇用だった。
雇用形態よりも、毎日どのような環境下で
働くかということに重点を置いているのです。
雇用という問題全体を考えての派遣法改正案だと思いますが、
あまり現場を揺さぶらないで欲しいというのが、
私の気持ちです。